CATEGORY:タナカ P220

2018年05月17日

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃


タナカといえばリボルバー、リボルバーと言えばタナカ。タナカ。タナカワークスです。

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃


そんなタナカさんの新製品ですよ。P220 IC 陸上自衛隊拳銃
陸自拳銃自体は以前からラインナップされてますが、なんと今回のモデルは金型から新規に制作されており、実質ほぼフルモデルチェンジとのこと。

以前陸自拳銃を一度購入したことはあったんですが、ヘビーウェイト樹脂であるにも関わらず、エアコキみたいに軽い重量(ver2で重量はアップされた模様)、マグナエンジンを搭載してる割にはパワフルとは程遠い動作感、ついでに弾も5mくらいでドロップする等々・・・ガスガンの事を弾が出るモデルガンとはよく言いますが、一応弾がでる、出なかったりもするモデルガンという位の感じで、サバゲーやシューティングどころかお座敷でもちょっとウーン(・∪・;)

正直タナカさんオートもうあんまりやる気ないのでは・・・って前々から思ってたので、今回のこの製品の発表は本当に意外でした。

http://www.tanaka-works.com/?p=2334
タナカさんのHP見ても、明らかにサバゲーユースを意識した商品紹介をされているので、タナカさんの意識も変わってるのかなと思ったり。



タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

まあウダウダ言ってないで見ていきましょう。
タナカの製品は大体ビッグマグナムさんで購入。
箱は実銃の箱を模したデザイン。飾っておきたくなります。


タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

説明書も新規。
タナカさん、説明書の使い回しが多いので、説明書に書いてあるセーフティが操作できないとか可変ホップのはずが固定になってたとかままありますが、ちゃんと新規です_(┐「ε:)_


タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

素材はスライド、フレーム共にABS樹脂で色味の違いが表現されてます。
マルイのP226 E2と似た感じですが、全体的に硬質感があってシャープな印象。


タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

フレームのパーティングラインもトリガーガード内まで綺麗に処理されてます
握りこんだ時にラインが手に触るような感触が無くて好印象。



タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

スライド前方左側の刻印。
ミネベア 新中央工業とシグザウエルの刻印。

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

右側は9mm拳銃と桜の刻印。
スライド下部の1986.11は製造年月でしょうかね_(┐「ε:)_


タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

ホールドオープンさせてマガジンを抜くとチャンバー下部にホップアップダイヤルが現れます。
手でも操作しやすくてこれは+.(・∀・)゚+.゚イイ!!
時計回りに回転させると強くなります。

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

エンジンは信頼のマグナブローバック。
従来モデルではマグナの良さをあまり活かせてなかったとというか、むしろマグナのネガティブな部分がやたら目立ってた気がしますがはてさて。
スライドストップは内側のブリーチに当たるようになっており、切り欠きが削れる心配も無さそう


タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

グリップは強化樹脂製。細身だけど滑りにくくて、形状的にも非常に握りやすいです。



タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

操作面ではマガジンキャッチが底部にある以外は226と同じ。
なおトイガン独自のマニュアルセーフティ的なものは備えていません。
つけるのがASGKの意向かと思ってたんですけど最近のタナカ製品はついてないの多いですね_(┐「ε:)_




タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

ホールドオープンさせると今回の目玉とも言える金属シャシー君がコンニチワ



タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

通常分解した図
ギリギリまで伸びた金属シャシーがダストカバー周りの剛性や、前側の重量増加に貢献しています。
これが動作の向上にも繋がってるのだろうか・・( 'ω' )

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

マガジンも新型で旧型との互換性がないとのこと(未検証です)
亜鉛合金ケースで前側にスリットのついた一般的なガスマガジン。スリット下部の広がってる部分から弾が入れられます。
装弾数は20発ですが、結構キツキツなので18〜19発にしとく方が良さげ。

タナカワークス P220 IC 陸上自衛隊拳銃

リップはプラ製。ちょっと触っただけで弾が飛び出したりすることもなくしっかり保持できます。






今日は気温もちょっと高めだったのでイイ感じのガス日和( ◜◡‾)

まず既存のタナカオートとは比較にならないくらいシャープな動きに驚き。
バシッとスピーディで、WAガバほどではないですが重量感もあるブローバック。
シングルカラムマガジンながら冷えにも強く、連射時の安定感もすこぶる良好で、少々冷え気味のマガジンを使ってもガツンとホールドオープンしてくれます。
流石のマグナエンジン(๑˃̵ᴗ˂̵)

15mレンジで撃ってみたところ、やや散り気味で流石にマルイには及ばないものの、割と伸びのある弾道を見せてくれたので、ハンドガンを使うシチュエーションであれば十分運用可能かなと。。。少なくとも今まで旧型を使ってた人なら驚きの性能な筈()

マルイの89式GBBもそろそろというところで、もしかしたらタナカさんもそれに合わせて来たのかもしれませんが、陸自好きサバゲーマーなら是非持っておきたい一丁ではないかと思います。マガジンも本体も新旧ゴチャゴチャになりやすそうなので、購入の際はしっかり確認を・・・・





旧型との互換性をなくすというのは、既存品を持ってた人からそれなりに反感を買う部分ではあるんですが・・・・
モデルガンは金属パーツへの規制が厳しく、おそらくエアガン専用リリースされたであろうこのモデル、業界の現状を見据えてのタナカさんなりの前向きな判断と意気込みを感じずにはいられないので、個人的には応援したいところです。
ブローニングハイパワーのリニューアルも待ってます・・(小声




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Posted by あんこ入り  at 14:13 │タナカP220