CATEGORY:VFC MP7
2014年06月08日
VFC MP7の初速について少し
http://ankoiri.militaryblog.jp/e554184.html
前回の初速落としの件で書き忘れてたことがあったので補足程度に。
VFCのMP7は海外勢ヨロシク、高圧ガスで撃つことを前提としているため、
ホップパッキンがかなり硬いです。
そのためかホップのかけ方によってかなり初速が変化するので、
「なんとなく計測してみたけど全く問題ない数値だった」
と思ってても、あまり安心しない方が良いです。
自分の個体でも、ホップ切りの状態だと83m/s程度で安全圏だと思ってたのですが、
頻繁に弾ポロするので、少しホップをかけてみたところ、一気に90台に跳ね上がってちょっとビビりました(前回計測した時もその状態です)
逆に弾詰まりするレベルでホップをかけると、当然初速はガタ落ちします。
それともう一つ注意点。
前回の記事でも少し触れてますが、国産のGBBはガス圧が上がりすぎるとハンマーが叩けなくなります・・。
以前真夏の40度近い時に、マルイG18Cに50連マガジンを挿して撃とうとしたら、
ガスがプスッと出てブローバックもせず、弾が3mぐらい飛ぶという状態になったことがあります(少しガスを抜くと正常に撃てました)
しかし海外製の銃は高圧ガス前提のため、少々ガス圧が上がろうが余裕でハンマーがバルブを叩きます。
元々1.2J(110m/s)は出る設計なので、例え134aガスを使用していようがマガジンをガンガンに熱してガス圧を上昇させると、
それぐらい出ても不思議では無いのです。
なので、涼しい部屋で安全圏の初速が出ていても、実際野外の暑いフィールドで計測したらトンデモな数値が出る可能性があります。
(実際それで没収されたという話も聞いてます)
少なくともゲームに海外製のガスガンを持ち込むならば、夏レベルの気温を想定して、尚且つ最も初速が出るホップの状態で計測をして、
それでも安全な状態で持ち込むことを推奨します。
計測だけ抜ける方法は考えればいくらでもありますが、
それはユーザー側としては絶対にやるべきでは無いですし、フィールドオーナーへの迷惑は勿論、結果的に自分にしっぺ返しがくるだけです。
自分のブログに関しても言えることですが、海外製の銃はあまりレビューサイトで掲載されてる初速値を鵜呑みにせず、自分で計測することをオススメします。
ちなみに初速を落とす方法ですが、自分がやったようにバレルを交換したり、コメ欄で頂いたようなバルブスプリングをよりブローバック側に回せるものに換装する、もしくは以下のブロガー様が紹介されてるような方法も良いと思います。
NEOの未来ウェポン 様
http://neoreloaded.militaryblog.jp/e554460.html
若輩者が偉そうな事を言ってますが、せっかく良い銃なのに買って嫌な思いをして欲しくないので書かせて頂きました(´・ω・`)
どうぞよろしくお願いします。
自分もいつもあんこ入りさんのブログ拝見させていただいてます。
このモデルの分解もいち早くレポして下さいまして、自分のみならず多くの方が参考にされているのではないでしょうか。(自分はまだ極細レンチ入手できてないので未トライですが ^o^;)。
あんこ入りさんの記事や皆さんのコメント見てるとやはりバレル&パッキン交換は魅力的なですね。自分の方法でも最高初速は落とせましたが、初速のバラつきはまだ少し気になります。試しに久々にマルイグロック17の初速測ってみましたが初速幅は1m/sec程度におさまり、改めて驚かされました。
これまでの経験上GBBのバレルを短くすれば燃費が良くなる傾向があります(おそらくバレルから抜弾されるタイミングが早くなり、ガスカットのタイミングが早まるためと推察)。燃費が良くなれば冷えによる圧低下のカーブが緩やかになります。結果的に「初弾が異常に速く撃つたびに弾速低下が著しい」という症状も緩和され、「初速幅の安定=弾道の安定」も期待できるのではと解釈しております。
自分の方法だと初速は下げれますが、そのぶん抜弾タイミングは遅くなり燃費を少し悪くしてしまっているのかもしれません(データ化するほど検証していないのであくまで推察ですが)。なので自分もいつかバレル交換とあわせパッキン交換も試してみたいと思います。
こちらこそ参考にさせて頂きました!ありがとうございます。
初速調整に関してですが、やっぱりちょっとデフォルトのパッキンはホップ調整がシビアなので、交換する方がよい結果になると思います。
意のままに調整して弾道を変えたりするのも楽しいですし、
デフォルトだと弾詰まりでボルトに噛んでしまうこともあるので故障を防ぐ意味でも(;´д`)
燃費に関してはまた検証しようと思いますが、初速の落ち方は幾分安定した気がします。
本当はこの辺を簡単に調整できるパーツがもうちょっと普及してるといいんですけどね・・・・・